「光が降り注ぎ風が抜け、四間×六間の床面積を確保しながらもローコストである地産地消のペッタンコな住宅」をコンセプトに作られた住宅の大部分は、松本市山辺のカラマツ材でできています。ローコストを実現するために、規格材の四mを超えない材長の設計が求められる住宅施工ですが、それを実現したのが、田辺雄之一級建築事務所の田辺雄之氏です。田辺氏は地域材をうまく活用するために、外壁材だけでなく、柱や梁、胴縁や床材にもカラマツを用い、地域材を見事にデザインしました。
これら建築部材を当グループ会社 林友ハウス工業にて納材させて頂きました。
今後ともカラマツの適材適所で使用するために可能性を探っていきたいと存じます。
※平成28年10月 第660号 社内誌 もえぎ より。